データと計算方法

最終更新日: 2026年10月23日

当サイトのグラフと数値が、どのデータからどのように作られているかをまとめています。

更新の流れ

  1. 運営者がPythonのプログラムを実行し、各データ取得元から最新のデータを取得します。
  2. 取得したデータからグラフ(長期・直近6年)を作り、同じデータから各記事の「数字で見る現在地」の数値を計算します。
  3. サイト全体を作り直し、リンク切れや画像の欠けがないことをプログラムで検査してから公開します。

更新は不定期で、主な指標が発表されたあとに行っています。各記事には、グラフを作成した日を「グラフ更新日」として表示しています。

使っている系列

グラフ使っている系列頻度主な加工
S&P 500 株価指数Yahoo Finance:^GSPC(日次終値)日次長期グラフは月末の終値。1957年3月より前は前身の指数
S&P 500 EPSmultpl.com:月次PER、月平均株価月次EPS=月平均株価÷PER。推定値の月は除く
S&P 500 PERmultpl.com:月次PER月次最新決算が未反映の月は推定値(点線)
名目GDPFRED:GDP、MeasuringWorth四半期・年次1946年以前は年次の推計、1947年以降は四半期(年率換算)
雇用統計FRED:PAYEMS、USREC月次前月差と3ヶ月平均。千人を万人に換算
物価と失業率FRED:CPILFESL、WPSFD4131、PCEPI、UNRATE月次物価の3指標は前年同月比
コアCPIと政策金利FRED:CPILFESL、FEDFUNDS月次コアCPIは前年同月比
マネタリーベースFRED:BOGMBASE月次10億ドルを兆ドルに換算
S&P 500とコアCPI^GSPC、CPILFESL月次株価は月末の終値、コアCPIは前年同月比
S&P 500・コアCPI・政策金利^GSPC、CPILFESL、FEDFUNDS月次同上

系列ID(GDP、PAYEMS など)は、FRED で検索すると、定義・単位・発表元を確かめられます。

系列についての補足

  • CPILFESL:都市部消費者を対象とする消費者物価指数のうち、食品とエネルギーを除いたもの(季節調整済み)
  • WPSFD4131:生産者物価指数の最終需要のうち、食品・エネルギー・流通マージン(trade services)を除いたもの(季節調整済み)
  • PCEPI:個人消費支出物価指数(総合)。FRBの2%物価目標の対象です。名前の似た「PCE」は個人消費支出の金額で、物価指数ではありません
  • FEDFUNDS:実効フェデラル・ファンド金利の月平均
  • BOGMBASE:マネタリーベース(現金と準備預金の合計)
  • PAYEMS:非農業部門雇用者数(単位は千人)
  • USREC:全米経済研究所(NBER)の判定に基づく景気後退期

主な計算方法

  • 前年同月比:その月の値 ÷ 12ヶ月前の同じ月の値 − 1
  • 前月差:その月の値 − 前の月の値
  • 3ヶ月平均:直近3ヶ月の単純平均
  • 年平均伸び率:(最新の値 ÷ N年前の値)を N 乗根して 1 を引いた値
  • 金利 − 物価上昇率:政策金利(実効FF金利の月平均)から、同じ月のコアCPIの前年同月比を引いた値。実質金利のおおまかな目安です
  • サーム・ルール指標:失業率の3ヶ月平均から、その前の12ヶ月間における3ヶ月平均の最低値を引いた値
  • PERの歴史の中での位置:1990年以降の各月のPERのうち、最新の値より低い月の割合
  • 高値からの下落率:月末の終値で見た過去最高値と比べた、最新の値の変化率

データの改定と推定値

  • GDP、雇用者数、物価指標などは、発表後に改定されることがあります。当サイトの数値は、更新した時点で取得できた値です。
  • PERとEPSの直近数ヶ月には、決算がまだ集計に反映されていない推定値が含まれます。EPSのグラフと数値では、推定値の月を除いています。
  • 指標ごとに発表日が違うため、最新の月のデータがそろわないことがあります。表の「—」は未発表を表します。表では、未発表の月を前の月の値で埋めることはしていません。

グラフについて

  • S&P 500と名目GDPの長期グラフは対数目盛りです。縦方向の同じ幅が、同じ変化率を表します。
  • 色をつけた期間(リーマンショックなど)は、運営者が主な出来事の時期をおおまかに示したもので、公式な期間の定義ではありません。ただし、雇用統計の長期グラフの灰色の期間は、全米経済研究所(NBER)が判定した景気後退期です。